ケアプロストの色素沈着

 

ケアプロストの色素沈着:主な副作用は2種類

ケアプロストの色素沈着は、ケアプロストの副作用です。

ケアプロストは、一般的には、まつ毛の育毛薬・増毛薬の効果のある薬です。しかし、それ以外に、次の効果があるため、色素沈着が起こります。

  • メラニンの合成を促す

そのため、まつ毛の根元以外の部分につくと、色素沈着が起こるわけです。ケアプロストによる色素沈着は、主に次の2種類があります。

  • 眼瞼色素沈着(がんけんしきそちんちゃく)
  • 虹彩色素沈着(こうさいしきそちんちゃく)

「眼瞼色素沈着」の「眼瞼(がんけん)」とは「まぶた」のことで、まぶたに色素沈着が起こることがあります。ケアプロストを塗るときに、まつげに塗ろうとしてまぶたも湿ってしまい、色素沈着が起こりやすくなります。また、実際には、まぶた以外の部分の肌にも色素沈着が起こる可能性があります。そのため、目薬のように垂れるほど塗ってしまうと、垂れた部分のメラニンの合成が促されて、色素沈着する可能性があります。眼瞼色素沈着は、目のまぶたが色素沈着して黒ずんでしまうため、不健康そうに見えてしまいます。

ただし、ケアプロストを使う人の多くが、まぶたの色素沈着を心配していますが、実は、まぶたの色素沈着は、塗り方に失敗し続けて長くケアプロストを使っているときに起こる症状です。そのため、1~2回ですぐに色素沈着が起こるわけではありませんので、安心してください。また、色素沈着の起こりやすいまぶたは、普段はアイシャドーでお化粧する部分なので、化粧で上手にごまかすこともできます。

ちなみに、眼瞼色素沈着が出始めたような気がしたら、すぐに使用を中止すれば、色は元に戻りやすいです。そのため、様子を見ながら使っていれば、眼瞼色素沈着は、それほど心配しなくても大丈夫です。

「虹彩色素沈着」の「虹彩(こうさい)」とは「黒目」のことで、黒目に色素沈着が起こることがあります。虹彩色素沈着が起こると、二度と元に戻ることがないため、注意が必要です。ただし、まつ毛の増毛薬としてケアプロストを使っている場合、虹彩色素沈着が起こることは、ほぼありません。というのも、虹彩色素沈着の副作用が起きるのは、ケアプロストを緑内障の治療薬として使用して、目に直接点眼しているときに現れる症状だからです。また、緑内障の治療薬として点眼している場合でも、虹彩色素沈着は、まれにしか起きない副作用です。そのため、ケアプロストをまつ毛に塗るようにしていれば、虹彩色素沈着についても、ほとんど心配する必要はありません。

虹彩色素沈着は、一旦なってしまうと、二度と元に戻ることはなく、さらに目立ちやすいため、ケアプロストを使う人にとって、恐れられているようです。しかし、実際には、虹彩色素沈着が目立ちやすいのは、欧米人のように瞳の色が薄い方の場合です。そのため、日本人に多い暗褐色の単色虹彩の場合は、虹彩色素沈着が起きても、それほど目立ちません。

いずれにしても、虹彩色素沈着は、点眼したり、塗り方に失敗したりしない限りは、それほど心配する必要のない副作用であると言えます。

なお、ケアプロストの色素沈着が心配な方のために、塗り方に失敗しにくい、使い捨てのアイライナーブラシとセットになった商品も販売されています。色素沈着の副作用は、塗り方を失敗しなければ、ほぼ心配する必要はありませんから、色素沈着の心配な方は『ケアプロストとアイライナーブラシセット』をチェックしてみるといいかもしれません。

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ケアプロストの色素沈着:副作用を防ぐ塗り方

ケアプロストの色素沈着は、きちんと使うことで防ぐことができます。気をつける点は、次の3点です。

  1. 上まぶたのまつ毛の根元にだけつける
  2. 失敗したら洗顔する
  3. 使い捨てのブラシを使う

「上まぶたのまつ毛の根元にだけつける」ようにして、下まぶたのまつ毛の生え際には塗らないようにしてください。下まぶたにつけると、そのまま液が頬を伝って流れてしまうので、色素沈着が起こりやすくなります。

上まぶたのまつ毛の生え際に塗って、後は、まばたきをすれば、下まぶたのまつ毛も湿ります。そして、湿る程度でも、下まつ毛にも育毛・増毛効果が見られます。

「失敗したら洗顔する」というのは、失敗したらティッシュで拭くだけで済ませず、しっかりと洗顔して、始めから塗り直すようにしましょう。ケアプロストを塗るのは、寝る直前がベストなので、失敗したときに洗顔するのは少し面倒かもしれせん。しかし、水洗いだけでもいいので、しっかり洗い流すようにします。そうすれば、色素沈着の心配は格段に低くなります。

「使い捨てのブラシを使う」というのは、ケアプロストの場合、使い捨てのアイライナーブラシとセットになった商品が販売されているので、そのブラシを使うと塗りやすくなります。

ケアプロストは、一般的には綿棒で塗りますが、綿棒はケアプロストをを吸ってしまうためもったいなく、さらに、先が太いためはみ出しやすいという難点があります。そのため、爪楊枝の持ち手側を使って塗ると、ケアプロストを吸うこともなく塗れ、さらに爪楊枝は安いため、使い捨てで使ってもコスパがよいというメリットがあります。

一方、使い捨てのアイライナーブラシの場合は、先が細くなっているため、爪楊枝よりもさらに、はみ出ずに塗ることができます。また、使い捨てのアイライナーブラシの場合は、弾力があるものの、やや硬めの作りになっているため、ブレることなく、まつ毛の生え際に塗ることができます。

ケアプロストは、ブラシがセットになっても、1箱につき約200円しか変わらず、100均の商品2個分程度なので、それほど価格は変わらないといえます。また、ブラシを使うと、格段に色素沈着の可能性が減るため、色素沈着が心配な方は、ブラシとセットになった商品の購入も、検討するといいかもしれません。ブラシとセットのタイプは、『ケアプロストとアイライナーブラシセット』という商品名で販売されており、次のリンク先よりチェックすることができます。

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